現場の声

動画 特注タイルをつくる職人技

camera_sign_-2s.jpgタイルは、機械化された生産ラインで作られますが、オーダーメイドの特注オリジナルタイルや補修タイルの見本、そして新製品の試作は、手作業のブランド品です。
熟練の職人の手吹き作業で、釉薬をいく層にもかけたり、金属系の擬石などを添加して、タイルの面状を創作表現しています。
この後、機械化された生産ラインに乗せても、同じように生産できるように、随所に工夫をしています。
試作品をつくる工夫の段階を動画でご覧下さい。
吹いているのは82歳の今も現役ばりばりのベテラン職人、弊社の会長です。
助手についているのは多治見市意匠研究所を経て入社した期待の新人女性職人です。

陶芸教室の素焼き/ラーニングLABO

3月末に開講したラーニングLABOの陶芸教室で、先頃初めての素焼きを行いました。
受講生の皆さんは陶芸は全く初めてという方ばかりでしたが、熱心で、作陶の要点がわかってくると次から次へと創作意欲がわいて、作りたい物がいっぱいな様子です。
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開講して3ヶ月になりますが、陶芸技法で言えば、成形では、ろくろ、タタラ作り(板作り)、手びねり(紐作り)、玉作り、型ものと一通りの基本を終えました。
最近は装飾の方に内容は移っています。
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創作には「作りたい!」気持ちがなんと言っても一番大切。なので、受講生の皆さんの作りたいものをお聞きして、相応しい成形方法や装飾の提案をさせて頂いてます。
マグカップや小鉢、茶碗、皿など食器を希望される方が多いですが、花器や灯りなど大物も制作しています。
難しいことはともかくも、作陶していく途中で、それをしたら、「割れてしまう」、「曲がってしまう」などの注意以外、まったくのフリー。皆さんの個性が出るように心掛けています。
作陶道具も自作したり・・・・、そんなわけで、和気あいあいとしたサロンのような楽しい雰囲気になってきました。
クリックすると教室の雰囲気が動画が見れます。

焼成は、加納の工場内にある電気窯を使用しています。
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この窯は、トンネル窯で対応しきれない、小ロットの製品に対応するため導入した電気窯では最大の窯です。
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下段にはタイル焼成用にサヤが入っています。
本焼き焼成が楽しみです。 
 (Muto)

オールドタイプタイルネットで好評

楽天内の弊社ネットショップ『プロシューマ』で、二丁掛タイルの「オールドタイプタイル」がご好評を頂いています。

接着剤の開発で簡単に貼れる手軽さから、DIY用に個人の方が、自分でタイルを貼ってみようとお求め下さるようです。

オールドタイプタイルは、アンティークレンガ風のタイル。楽天プロシューマでは、アウトレットタイルのカテゴリーで販売していますが、新品規格商品です。

60㎜×227㎜二丁掛けサイズなので、ひとつずつ手貼りするDIYならではの楽しみがあります。できあがりはレンガを積んだような趣です。

社内関係者が自分で貼ってみたのが下の写真です。

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Befor 貼る前はブロック塀でした。

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どんどん貼っていきます 

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こんな感じで、接着剤をつけながら、1個ずつ手貼りしていくと・・・・。

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全部貼り終えました。さらに、タイルに合わせて、フェンスも替えてみると・・・。

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完成です!!イメージががらりと変わりました。

こんなふうに、DIYでタイル貼りを楽しんもらえれば、やきものを身近に感じてもらえるのではと、メーカーとしては嬉しい限りです。

詳しいタイルの貼り方はこちら

 さらに、弊社ではタイル用高機能接着剤ネオピタや貼り方解説書もセットになったタイルスターターキットも販売しています。